緊急事態宣言を受けて、パチンコ屋のほとんどが営業を自粛しているが、一部で営業している店舗があって、その情報を大阪府は公表した。
結果、自粛した店舗もあれば、公開した店舗に人が集中したりもした。
自分は10年近くギャンブルはしてないが、以前は重度もギャンブル依存症者だ。
パチンコ屋へ行く人々の気持ちはわかる。
このような状況下でも行く人々は重度の依存症だと思っている。
そしてそれは自粛でコントロールできるわけでもなく、彼らは自分の命や健康よりギャンブルが大事。
それだけ依存症者が多くいるのも事実。
一方で、この時期にパチンコ屋へ行くことによりコロナ感染のリスクが非常に高くなるのは言うまでもない。
今、緊急事態宣言が出てるが、パチンコ屋が営業していれば緊急事態宣言が解除されるのは長引くだろう。
自粛を要請するのは当然と言えば当然で、強硬手段に出る知事の気持ちもわからなくもない。
営業しているパチンコ屋の事情はどうだ?
パチンコ屋としては、営業しなければ利益はゼロだ。
そして家賃は結構する。
営業を自粛すれば存続の危機にもなる。
生活がかかってるのだから自粛できない気持ちもわからなくもない。
たぶん正しい解決方法は、休業中の補償はするから営業を自粛してくれだろう。
補償がないから営業しなくてはいけないし、そうなればコロナの感染者は減らないし、結果として緊急事態が解消されないから延々と自粛をせざるを得ない。
それはパチンコ屋に限ったわけでもないし、こっそり営業してる他業種にも言えることだろう。
この騒動を見て、本気で感染者を減らそうって感じがしないのは気のせいでしょうか?
補償はしない、でも自粛してくれ。誰がその人の生活ほ保証するのだろうか?
日本にそこまでのお金がないのかもしれない。
そしてこれから大量に出費するだろう。
今回の騒動で路頭に迷う人はたくさん出てくると思うけど、だからと言って補償しないけどあとは頑張ってねはちょっと無責任じゃないかなってね。
正直、この騒動でパチンコ屋はかなり減るだろう。
そもそも日本にパチンコ屋は多すぎるし、実際依存症者はたくさん増えるし、娯楽だって他にたくさんある。
ただ、それで生活してる人はどうだろう?
バイトだったら職を変えることで対応できるかもしれないけど、家族がいる人とか、特に家を買ってローンがある人とかどうするんだろうねって。
経営者だってスパッと辞められればいいけど、実際そうもいかんしね。
最後に、パチンコ屋へ行く当事者の話。
こんなご時世でもパチンコ屋へ行くのは重度の依存症。
それも、ギャンブル依存ではなくパチンコ依存。
安全にギャンブルやりたいなら、家で競馬やボートレースやってる。
そして、依存症になるとコントロールできないんですよ。
優先順位が命よりギャンブルですしね。
ギャンブルして死ねたら本望みたいな。
それはかつて自分がそうだったから。
一番理想なのはギャンブルに変わるやることを見つけること。
それで自分は変われた。
でも、ギャンブルは脳の構造が変わるくらい刺激の強いもの。
そう簡単に変わるものは見つからない。
こんなときこそ自助グループに行って欲しい。
ギャンブル依存ならGAがある。
しかし、今は自助グループは開催してないので、落ち着いてからですが。
自分もギャンブル依存でかなり苦しんだので、定期的には無理ですが即興で何かやるかもしれません。
生きづらさJapan