ブランケット症候群というものがあります。興味のある方はインターネット検索などで調べていただければと思いますが、要は、ブランケット(「特定の物品」なので、タオルとかぬいぐるみなどの場合もある)を肌身離さず持ち歩くことをさします。
これは病気ではないと私は考えますが、症状(?)は様々で、スヌーピーシリーズの登場人物の一人であるライナスのように、ずっと毛布を持ち歩かないと気が済まない人もいれば、そこまででもないという人もいます。
かくいう私も恐らくはブランケット症候群で、家にいるときはタオルケットをもふもふしたりすることがよくあります。記憶がある限りでは、小学2年生の時からこうでした。
症状(?)は、ライナスほどではなく、タオルケットをいつも持ち歩きたいとまでは思いません。
タオルケットは、度重なる洗濯などでぼろぼろになったら別のものに変えており、私のいわゆる「ライナスの毛布」は6代目になります。
幸い、家族からは理解されていて、家では安心してタオルケットをもふもふできます(笑)。
一方で、もふもふすることが誰かに迷惑をかけるような実害はほぼないとしても、はたから見れば変な人と思われかねないことも事実で、リアルで親交のある人に直接このことを言うのは勇気がいりますし、そもそも、リアルの場で積極的にカミングアウトしようとも思いません。
ちなみに、ブランケット症候群の人が特定の物品に執着する理由はさまざまだといわれていますが、私の場合、単純に「落ち着く・気持ちがいい」からです。
人によっては、それで不安を解消しているようです。実害がないならば、これぐらいの癖はできれば容認してほしいと思います。
確かに、見た目はみっともないかもしれません。でも、不安を解消するために抗不安薬を飲むよりも、ずっと体にいいと思います。
生きづらさJapan